日本神経学会 第６回 特別教育研修会 脳卒中コース

この度、本学会脳卒中セクションが担当する研修事業として2023年9月16日（土）、東京国際フォーラムにて「日本神経学会第６回特別教育研修会脳卒中コース」を開催させていただく運びとなりました。

脳神経内科医9,700人余の会員が参加する本学会ですが、診療の主体となる神経疾患は、救急疾患から在宅医療まで多岐にわたります。このなかで脳卒中は最も患者数が多く、発症予防から急性期治療、回復期から生活期にかけての療養・介護にいたるまで脳神経内科医に求められる役割は極めて大きいものがあります。

本研修会は、脳神経内科医を目指す学生、初期研修医、若手学会員の教育の一環として、脳卒中領域に関する学術的および臨床的な情報交換と活発な討議をする場を提供しています。今回は、脳神経内科として脳卒中診療に携わる中で、救急初療のノウハウを極めること、患者さんの人生に寄り添うこと、さらに脳神経内科としての脳卒中への関わり方について語り合いたいと考えます。テーマを「みんなで脳卒中を診る：脳神経内科医のキャリアパスの多様性」として、若手のロールモデルとなる講師をお招きしての教育講演、そして脳血管内治療のハンズオン（実習形式の教育）を企画いたしました。

今回もハイブリッド開催のメリットを最大限生かし、先生方にとって明日の糧となる収穫がありますことを、心より願っています。多くの脳神経内科医、研修医・学生の方のご参加をお待ちしております。

日本神経学会第６回特別教育研修会脳卒中コース
大会長　平野 照之